Z・枕草子

もののあはれ
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The Reason
 Reason


2003年、フーバスタンク2ndアルバム。

デビューアルバムの一撃で世界中にその名を知られたフーバスタンク、今作ではロック、バラード、ミディアムとよりはっきりした曲を散りばめて、バリエーションの広さも見せております。

オープニングトラックの『Same Direction』から相変わらず一気にテンション上げてくるロックを聴かせてくれますが、続く2曲目『 Out Of Control』のシャウトでアドレナリン全開です。

Voのダグは本当によく声が出る。
ライブでも最高潮になること間違いなしのシングル2連発。

そしてアサヒスーパードライのCMでも使われ、知名度の高い『 Just One』も名曲。

アルバム前半にこれだけ完成度の高いロックチューンを入れてしまうと後半の息切れが心配ですが、案の定中盤以降ちょっとだらけましたね。笑

8曲目のタイトルトラックのバラード『The Reason』までは最高なんですが。

個々の楽曲はいいんですが、アルバム全体として通すと後半インパクトに欠けてくる印象。
ちょっと構成の失敗ですかね。

それでも前半だけで損はしなかったなと思います。

まあ、このアルバム自体は1stを超えるヒットになりましたし、グラミー賞にもノミネートされましたし、よくある「2枚目のジンクス」にはならなくて本当によかったと安心したのは確かです。

オルタナとかラウドロックとかいろいろ言われてますが、そういうジャンル分けにはまるバンドではないと思いますので、どんどんいろんなことやってもらいたいと思います。

演奏も格段によくなってますし、成長途中という感じのアルバムでいとをかし。


Same Direction

Out Of Control

Just One

The Reason
16:21 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
MORAL
 Moral


1982年、BOΦWY、1stアルバム。

伝説のバンドの記念すべきメジャーデビューアルバムでございますが、この頃は所属のレコード会社にすら全く注目されず、予算もあてられない身分でございました。

レコーディングやなんかはスタジオは使えるものの、ほぼ自前で撮るような有様でして、今聴くと録音のバランスやらレベルやらひどいですね。笑

デビュー当時のBOΦWYはロックというよりはるかにパンク寄りで、歌詞も反社会的・反体制的な過激なのが多いです。
このアルバムの中の『SCHOOL OUT』という曲も退学をテーマにしてるんですが、実際にこの曲の影響で高校辞めたファンもいるそうです。
その選択は不正解なんじゃないか?笑

その一方、バンドの代表曲となる『IMAGE DOWN』や『NO.NEWYORK』、『ON MY BEAT』が作られたのもこのアルバムで、後年のサウンドへの片鱗が見えます。
『ON MY BEAT』最高速カラオケはBOΦWYファンなら誰しもやったと思います。

この時代のBOΦWYは6人のバンドだったことは今の人はもう知らないんでしょうかね。ギター2人でサックスがいたんですよね。
あと氷室が狂介だった時代ですね。

この後、すさまじいスピードで、同一のバンドとは思えないほどアルバムごとに曲のスタイルも変わっていくわけですが、原点はここです。
原点ならではの熱があります。

日本の音楽史を語る上でも貴重な作品で、なんというか、いろんな意味でいとをかしなアルバムでございます。


IMAGE DOWN

GIVE IT TO ME

NO.NEWYORK

ON MY BEAT
16:19 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜
 Carol


1988年、TM NETWORK、6thアルバム。

メンバーである木根尚登の大しておもしろくもない小説『CAROL』の世界をベースに作られた、CAROLサウンドトラックともいうべきコンセプトアルバムでございます。

TM最大のヒット作にして最高傑作、TMファンにとっては神格化されてる作品です。

ガンダム、僕らの七日間戦争といった映画主題歌に起用されたシングル曲『Beyond The Time』『Seven Days War』、テレビアニメのシティーハンターでも使用された『Still Love Her』など有名曲が多いのが特徴。

しかし、これらの曲以外のいわゆるCAROL組曲と呼ばれる一連の楽曲群の出来映えが本当にドラマチックで、物語のイメージにピッタリで、サウンドトラックとして聴いても上質なのです。

アナログレコード版ではこれら組曲とそれ以外の曲が2枚に分かれていて、よりストーリー性がありました。
CDでは組曲の合間にシングルを挟む形でストーリー性はアナログ版より薄れました。

音の面では、前作がデジタルサウンドの到達点にあったため、今作はアナログの音に回帰し、ギターやピアノの音がより前面に出ております。
バラード担当の木根尚登の能力が全開です。

CAROLの世界観に対するこだわりは、ライブツアーでもミュージカル形式を取り入れるなど視覚の面でも徹底的で、後のOVA化などこのアルバムからのメディアミックスは当時相当の幅広い展開を見せましたね。

80年代の日本音楽史に残る作品です。
B'zの松本孝弘など、今を代表する実力派ミュージシャンがぜいたくにサポートメンバーとして参加している時代性もいとをかし。


Come On Everybody

Beyond The Time

Still Love Her
16:18 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ハイカラガール
 ハイカラ ガール


2001年、capsuleの1stアルバム。

現在のテクノサウンドに移行するはるか以前の上質ポップ。
和のテイストの曲作り、全て日本語で四季を感じさせるタイトルなど、今のcapsuleから入った人には驚くこと請け合いです。

ボーカル曲メインで、珍しく恋を歌ったりせつなさ漂う歌詞ながら、曲調がライトなのでサラッと聴けます。
しかも今と違ってボーカルにエフェクトをかけてないので、こしじまとしこの生の声がはっきり聴ける点は貴重。

capsuleはテクノの流れ以前に渋谷系っぽい流れの時代もありましたが、このアルバムはそのどの流れにも属さない異色さがあります。

温故知新的にレトロな曲構成ながら、ところどころに現在のcapsuleの片鱗も見て取れるあたりがおもしろい。

『花火』、『東京喫茶』はかなり好きな曲。
特に『東京喫茶』はほんとに自転車こいで喫茶店に行きたい気になります。

これが全編宅録というからいとをかし。


恋ノ花

花火

東京喫茶

さくら
16:15 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Higher Self
 Higher Self


1991年、氷室京介3rdアルバム。

コンセプチュアルであえて選曲を絞った地味目な前作と比べ、今作は枠を一気に取り去った感があります。

当時のツアーバンドをそのままアルバムの演奏陣に起用する共作の形で、曲の一体感は抜群です。

詞の内容、曲調ともにエロティック、下世話、色気漂う感じで、そこに氷室のボーカルが艶っぽく、大人のアルバムといったテイスト。

それまでの明るい調のシングルと異なり、ダウナーな『CRIME OF LOVE』をシングルとして発表、オープニングトラックに持ってきたり、『VELVET ROSE』『STROMY NIGHT』『MOON』とバラードを3曲と氷室にしては多く入れてくるなど、氷室のスタイルとしては実験的でもあります。
バラードの評価はこれ以降非常に高いですね。

もう1つのシングル『JEALOUSYを眠らせて』はファンの間でもコアな人気のあるポップチューンなんですが、これが当時流行りのトレンディドラマの主題歌でして、そのドラマの出演者は浅野ゆう子、石田純一、陣内孝則、鈴木保奈美、菊池桃子にモックンと今となっては恥ずかしくなってくるトレンディさでございます。笑
W浅野の時代ですね。笑

曲の方は聴けば分かりますが、GLAYが作ったのかと思うほどのポップです。
さすがにアルバムのコンセプトには合わなすぎて収録を悩んだそうです。笑

その結果、バージョンを変えてボーナストラック的扱いで収録という形をとったそうで、そのような苦渋の判断もまたいとをかし。


CRIME OF LOVE

MOON

STROMY NIGHT

JEALOUSYを眠らせて
16:14 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
教育
 教育


2004年、東京事変1stアルバム。

椎名林檎が「ソロでできることはやり尽くした。」ということで新しい音楽性を求めて結成したバンドが東京事変ですね。

全ての林檎ファンが期待を込めたその最初のアルバムなんですが、うーん、どうなんでしょう。

東京事変としてのデビューシングル『群青日和』を聴いたときは、こういうアッパーかつキャッチーな方向のロックにしたいのかなと思ったのですが、アルバムにしたら「とっ散らかっちゃった」という印象でございます。

林檎本人は「おもちゃ箱をひっくり返したような」をコンセプトにいろいろな音、曲構成に挑戦したようですが、「おもちゃ箱」というより「ガラクタ箱」が散らかった感じです。

一貫性がないのを狙いにしてるのかもしれませんが、それにしてもバンドというには「雑」過ぎる印象を受けます。
わざわざバンドでやる必然性を感じないんですね。

ソロ時代からノイズにこだわって音を作ってましたが、このアルバムのノイズの使い方はほんとに雑音にしかなってない気がします。
せっかくの林檎のボーカルの魅力をバンドのアレンジが消してますし。

その一方で曲のタイトルや演奏時間を完全にシンメトリーにするなど、細かい部分での林檎流のこだわりは一貫してソロ時代を感じさせるんですね。

要するに「椎名林檎が新しいことをやる」となったときに私の期待値が大きすぎたんですね。

それでも期待に応えるだけの能力を持った人のはずなんですが。

ソロの「椎名林檎」とは別物として完全に分けて聴けるなら、その辺のバンドよりおもしろいかと思います。

でも私が聴きたいのは椎名林檎がもたらす「歌」であって、バンド自体の「演奏」ではないのです。

バンドとしてやるなら一皮と言わず三皮ぐらい剥けてほしいです。

珍しく少々辛口評をやるのもいとをかし。


群青日和

遭難
16:13 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Morning Glory
 Morning Glory


1995年、オアシスの2ndアルバム。

世界的にオアシス旋風を起こした最高傑作の呼び声高い名盤。

以前書いたように私は1stの方が好きなんですが。

全曲シングルカットという狂った構想もあったほどで、確かに捨て曲というのが見当たりません。

昔、実際に全曲シングルカットという暴挙をやって大ひんしゅくを買ったバンドがあるらしいですが、私は知りません。

「Roll With It」、「Wonderwall」、「Some Might Say」とシングル曲がいいのは当然、しかしシングル以外の楽曲もシングルに匹敵またはそれ以上に素晴らしいです。

タイトル曲「Morning Glory」はアルバム屈指のパワフルなロックに、大曲「Champagne Supernova」の壮大なプレイで幕を閉じます。

リアムのボーカルも1stに比べさらにダルでなおかつ熱を帯び、魅力的になってますね。

これだけほめてなぜ1stなのかと言うと、あのインパクトの根源である荒々しさが足りないのです。
あとオアシスを代表する名バラード「Don't Look Back In Anger」をノエルが歌ってるのが気に入らないのです。笑

ただそれだけです。笑

このアルバム以後オアシスの衰退は始まっていきます。
衰退と言ってもこの人達は売れ方のレベルが違いますからね。

ただ、間違いなく1st2ndまでが頂点です。

そういうことですから本部長様はちゃんと最初から聴いてください。笑
順番を守ってこそいとをかし。


Wonderwall

Don't Look Back In Anger

Some Might Say

Morning Glory

Champagne Supernova
16:00 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
夕風ブレンド
 夕風ブレンド


2006年、スキマスイッチ3rdアルバム。

はい、今年最後のスキスキスーでございます。スキスキスーちゃうわ!

このアルバムはとりあえず一言、「盛りだくさん」。

ポップ、ファンク、バラード、フォークと多彩なジャンルを取り込んで構成されたアルバム。
現時点でのスキマ最高傑作と呼ぶ人も多く、事実その通りだと思います。

「ガラナ」、「ボクノート」、「アカツキの詩」とシングル曲が多く入っているのも一般受けする理由ではありますが、それ以上に楽曲自体の質が高いですね。

せつなくも暖かい気持ちにさせるバラード「藍」、熱闘甲子園テーマ曲として使われた「スフィアの羽根」、小田和正がコーラスに参加した「月見ヶ丘」、芥川龍之介の蜘蛛の糸にインスパイアされた「糸ノ意図」、意外性のあるコミカルな歌詞とファンクさが楽しい「アーセンの憂欝」と佳曲ぞろいです。

今ある才能が最大限に花開いた形のアルバムでござます。

引き出しの多さはオーガスタ所属のミュージシャンならではでしょうか。

ポジティブな曲の中にサラッと毒の効いた曲もこなすところなどいとをかし。




ガラナ

スフィアの羽根

ボクノート
15:56 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
LOST WORLD'S ANTHOLOGY
 Lost World's Anthology


2004年、ストレイテナー1stアルバム。

ライブに定評のあるストレイテナー、今でこそ4人ですが、もともとはG&VoのホリエとDrのシンペイという変則的なバンドでございました。

このアルバム当時もまだ2人でしたっけ?

インディーズ時代からストレートなロックをやり続けた方達ですが、このアルバムは少しパンクっぽい色もある気がします。

このバンドはベースが抜群にかっこいいんです。

ドラムもかっこいいんです。

リズムセクションのしっかりしたバンドは安心感が違います。

1曲目の「A SONG RUNS THROUGH WORLD」からいきなりトップスピードの演奏なんですが、メジャーデビューシングルの「TRAVELING GARGOYLE」へとつなぐこのスピード感が最後まで途切れないんですね。

気が付いたら全曲終わっているという勢いのあるアルバム。
ラブソング「TOWER」をはさんでも中だるみを感じません。

インディーズからの楽曲「DJ ROLL」がすごくいいです。

ただね、ボーカルの声が好き嫌い分かれると思います。
私はどちらかというと好きじゃない。笑

でも全体で聴くとかっこいいから聴けてしまうんです。
演奏を聴くバンド。
そしてライブで聴くべきバンド。

ストイックなライブパフォーマンスもいとをかし。


A SONG RUNS THROUGH WORLD

TRAVELING GARGOYLE

DJ ROLL
15:55 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
So Far So Good
 So Far So Good


1993年、ブライアン・アダムスのベストアルバム。

初期のヒットナンバーによるブライアン・アダムス入門編にして私の中ではこれが一番好きなベストアルバムでございます。

「一番好きなベストアルバム」という言い方はつまり、この人はベストアルバム出し過ぎなのです。
ファンではあっても、はっきり言ってうっとうしいでございます。笑

このアルバムは初期版だけあってすっきりと1枚。

「Summer Of '69」、「Cuts Like A Knife」、「Heaven」といった80年代の代表曲、ティナ・ターナーとのデュエットがパワフルな「It's Only Love」、映画ロビンフッドの主題歌「I Do It For You, (Everything I Do)」を収録。選曲面で文句なし。

ブライアンが一番元気で勢いのあった時代であり、永遠のロック少年を決定づけた時代であり、絶頂期なんじゃないでしょうか。早過ぎますが。笑

私のベストチューンは1曲目の「Summer Of '69」でして、詞の内容も青春まっさかりですがすがしい。

ただこの曲の邦題を「思い出のサマー」と付けたのは誰なんでしょうか。
ものすごくセンスがないと思うのでございます。

このアルバム以降、いいアルバムは多いですが良くも悪くも落ち着いてしまいましたね。

前進あるのみの力技が通用する時代の曲もいとをかし。


Summer Of '69

Cuts Like A Knife

Heaven

It's Only Love
15:52 | | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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